【少林寺拳法豊田市民総合体育大会を終えて】K.S.(9才)
ぼくは、毎年、豊田市大会にさんかしています。
去年は緑帯だったけど、今年は三級茶帯でのさんかだったので、茶帯らしい、しっかりした演武ができないと
いけないなと思い、少しプレッシャーがありました。
当日は、大会に行きたくないと思うほど、ずっときんちょうしていて、なかなか自信が持てませんでした。
でも、気をつけなきゃいけないところは自分で分かっていたので、とにかく、そのことだけを考えるようにしました。
気をつける事は何個かあったけど、その中から二つだけ選んで、それをがんばろうと決めました。
一つ目は気合を大きくする事、二つ目は体を大きく動かす事です。
今まで、色んな大会に出るたびに、何度も同じはんせいをくり返していたので、今回はぜったいに気をつけるぞと、
初めて自分で強く思う事ができました。
本番、自分の番が近づいてくるとドキドキがましてきて、体がふるえてきました。
うまくできるかとても心配になったけど、「おねがいします」と合掌礼をしたら、しぜんと気持ちのきりかえができました。
やるしかないと心を強くして、自分なりに最後まで集中してがんばれたと思います。
けっかは最優秀賞。
上手な子がいた中で、まさか自分が選ばれるなんて、最初は信じられない気持ちでいっぱいでした。
でも、いつもより気をつけてやれた事が、良かったのかもしれないと思ったら、なんだか自信が持ててきて
だんだんうれしくなりました。
修練で先生がよく言っているように、いつもの練習をがんばっていないと、イザという時それ以上の力は出せないと思うので、
これからも自分でがんばる目標を決めて、ひとつずつ、気をつけて取り組んでいきたいと思います。