【2012年愛知県少林寺拳法大会・女子マスターズの部に出場して】 E.O.(?才)
大会の2カ月程前…
平井道院長からの思いがけない勧めで、愛知高上道院の同年代女性拳士であるKさんと演武を組むことになりました。
Kさんとは、面識はあったものの顔を知る程度。人見知りな私は不安でしたが、道院長に背中を押されて一歩踏み出したのです。
ご自分の道場以外にも、武専や出稽古で熱心に修練されているKさん。一方、ここ数カ月間諸事情でなかなか修練に参座できなかった私。
当然の如く動きの差は歴然!で、「これは大変なことになった…」・・・案の定不安が的中したのです。
道院長の熱い指導にもかかわらず、できない。悪いクセが直らない。焦る気持ちでますます動けない・・・
体力不足と7の倍数の年齢のせいか息切れもする。膝・腰・背中…やればやるほどあちこち痛い。数をかけても前進しているか、いないのか・・・???
道院長の言葉はあたたかく… そして厳しく。遠く彼方に輝く「美しい演武」を目指してKさんと試行錯誤の修練の日々。
こうして私は、大会まで厳しいながらも楽しく充実した、組手主体の修行をすることができました。
結果は5組中3位の「優良賞」… たいへんうれしく思っています。
本番では緊張しながらも楽しく、むしろ清々しい気持ちで演武をすることができました。
パートナーのKさんは、修練の間、忙しい仕事が終わってから渋滞を潜り抜け、30分しかない時でも朝日の道場に通ってくださいました。
参河依佐美道院のUさんも時々応援に来てくださり、目から鱗のアドバイスをいただいたり、当日はビデオも撮ってもらえ、
後日編集されたステキなDVDをプレゼントしてくださいました。本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。
道院長をはじめ、道院のみなさん、お世話になった拳士のみなさん、パートナーのKさん、ご指導ご支援ご協力ありがとうございました。
やさしく、楽しく、がんばりやの拳士のみなさんといっしょに、元気に修行を続けていくことが私の願いです。
今回の優良賞を励みとして、少林寺拳法でも、生活でも、あきらめることなくコツコツ精進していきたいと思っています。