『第18回豊田市民大会の感想』 K.K.
〜後輩拳士の母より〜
今年の9月、豊田市民大会があり、僕は小学生高学年単演の部に出場しました。
今回は小学生として最後の出場で、支部長に教えてもらいながらがんばって修練を重ねてきました。
結果は、88点、87点で、初めて最優秀賞をいただきました。大会終了後には支部のみんなと焼肉を食べに行きました。
帰り際に、いつも優しいお母さん拳士のOさんが、なんと僕に大きな花束をプレゼントしてくれました。
金メダル、賞状…とてもうれしくて、一番にひいおばあちゃんに見せに行きました。
寝たきりで、いつも寝ているはずなのに喜んで起き上がってくれて、さらにうれしさがこみ上げてきました。
今まで七年間、少林寺拳法を続けてきて一番うれしかったこの大会の賞。
西三河大会では豊田を背負った気持ちでがんばりたいです。
いじめに悩んで始めた少林寺拳法。保育園はやめても道場通いだけは続いた息子。
小学校にあがっても不登校、自家中毒もあったのに修練はがんばっていました。
発達障がいを持ち、家庭環境も悪い中、弱虫泣き虫だった息子が、気がつけば普通に登校し、いじめも無くなり笑顔の毎日です。
道場ではふざけてしまうこともありますが、暖かい仲間のおかげで伸び伸びと楽しんでいます。
道場に息子が居てくれる事で私も安心感で落ち着きます。あんなに幼かった息子が七年かけて手にした金メダル。
このうれしさを大切にして、この先も初段を目指してがんばって欲しいです。
今回は、続けることの大切さを息子に教えてもらえたよい大会でした。
----
P.S.西三河大会(10/24)でも「敢闘賞」に見事入賞しました(支部長)