【三段昇格考試を終えて】 Y.K.(42才)
この度、三段昇格考試を受験し、無事合格する事ができました。この日までご指導いただいた、
道院長、副道院長をはじめ、遠方からお越しになり、修練にお付き合いいただいたAK道院のKさん、
KC道院のMさん、そして同志の皆さんに深く感謝申し上げます。今回三段受験は道院からは私一人。
直前まで相手がどんな人かわからない、加えて県内受験可能な上限資格と言う事もあり、受験を決め
てから今日までモチベーションの維持を心掛けるようにしてきました。しかし考試日が近づくにつれ、
学科や実技の不出来さ加減に不安や苛立ちを覚え、精神的に浮き沈みが激しい時期もありました。
しかし、当日には同じく他資格を受験する同志の皆さんに励ましの言葉をもらい、道院長もいつも、
「落ちるような人には受けさせない」と言われているから、ダメならストップがかかったはずと思い、
ならば落ち着いてやればきっと大丈夫!…と、自分に言い聞かせながら挑むことができました。
学科試験では、事前の模擬試験時に副道院長から喝!?を入れていただいたお陰もあり、結果的に
ほぼ満点近い点数が取れたのではないかと思う程の手応えがありました。実技については、大きな
ミスはなかったものの、過去の受験と比べ、正直、自分自身が納得の行く出来ではありませんでした。
要因は複数ありますが、やはり心のどこかに一抹の不安を抱え、平常心で臨めなかった自分の弱さがあった
のだろうと思います。そして、今回の試験で改めて、合格の為の修練ではなく日々こつこつと修練する事の
大切さを再認識すると共に、自分の人生を振り返り、更に将来について再考するよい機会になりました。
そして次にくるのは正拳士四段…道のりは険しいですが、今回得た教訓を生かし、漸々修学で引き続き
朝日道院の同志の皆さんと日々修練に励んでいきたいと思います。