【二段昇格考試を終えて】 S.Y.(56才)
朝日道院には、転籍する以前より何度か修練に参加させていただいていました。
そんなある日、Kさんと一緒に二段を受けませんか?と平井道院長から声をかけられたのが、
昨年の9月か10月頃だったと記憶しています。その頃はまだ自分が昇段するという実感もなく
漠然としていましたが、その後、こちらに転籍をし、本格的に昇段を目指して修練を開始しました。
しかし…考試日が近づくにつれ、自分の不出来さ加減に自分で嫌気がさすほどでした。当初6月に
予定していた考試が新型コロナウィルスの影響で中止。1ヶ月遅れての開催となりましたが、その
おかげ(?)で、修練時間もさらにたっぷり・・・のはずなのに、なかなか技の形も名前もしっか
りと覚えられず、道院長には大変ご心配をおかけてしまいました。
当日は午前中に全国大会の選考会があり、その後に昇格考試という通常とは違う形式で行われました。
朝から最後の学科の見直しを、道院ライブラリから借用したDVDで技の最終確認をして出かけました。
会場に着いた時、当然緊張はしていましたが、初段を受けた時程の緊張感はありませんでした。そして、
実際に実技試験が始まると不思議なくらい緊張感なくできました。これは追い込みの時期に、道院の皆
さんにご協力いただきながら、基本練習で「基礎科目」の体捌きや運歩法、移動攻防、単演を一緒にや
っていただいたおかげと思います。ありがとうございました。
今回の二段受験は、私達含め5名。私は当然最年長。他の道院の3名は高校生や中学生で元気一杯でし
たが、気合と迫力は私達が1番だったと思っています。これからの道院修練も、気合と気迫だけは誰に
も負けないよう、オジサン拳士は頑張っていきます。引き続きよろしくお願いします。