【 三段昇格考試の感想 】K.N.(44才)
この度、昇格考試受験の機会を頂き誠にありがとうございました。
道院長はじめ、稽古をつけていただいた、Uさん、Kさん、道院の仲間に心より感謝しています。
仕事・家庭と修練との両立は難しく、毎回欠かさず参座というわけにはいきませんが
少しずつでも自分自身を高め、上達していけたらと思い、コツコツと続けてきました。
また、昇級・昇段する毎に難しくなってゆく技術・学科・・・覚えることが多くて大変ですが、
今回受験を決意し、目標に向かって励んだ事は、この先の人生にとって大きな糧になったと思います。
受験前、「落ちるような人は受けさせない。落ち着いてやれば大丈夫。今のあなたなら受かる。」
と励ましの言葉をかけて下さった道院長。もちろん結果は自分次第なのですが、とても励みになりました。
三段に合格したこれからが、まさに本当に意味での修行であり試練なんだと気持ちを新たにしています。
そして、先輩方からいただいた熱意ある指導を、今度は自分が後輩達へ伝えていく事が大切なんだと感じています。
当日は考試員の先生から、「三段といえば道場の幹部である。技を知っているだけではダメ。強くなくてはいけない。
そのためには技の理屈を理解し、きちんと技がかかるように修練すること」とのお言葉をいただきました。
これまでの教えられるだけだった立場から、教える側になるべく、中拳士三段としての自覚を持つとともに、
自分自身のハードルを高く上げて、恥ずかしくない拳士を目指します。
そして少林寺拳法・朝日道院発展のために、微力ながら努力していきたいと思っています。