【初段になって思うこと】 N.K.(12才)
私は初段になって、とてもうれしいです。
2年前に1級になり、「次はいよいよ初段、しっかり復習をしなければ」と思いつつも、
大会の練習などを理由に逃げていた気がします。しかし、小学校卒業が近づいた頃に、
さすがに後がないと覚悟を決め、きちんと練習するようになりました。
練習は、一緒に受ける予定だったS君とがんばっていましたが、
学科の勉強がはかどらないS君は、結果的に一緒に受けることができませんでした。
試験当日、緊張しながらの会場入り。まずは学科試験です。
私は、文の問題が苦手で少し不安でしたが、30分ぐらいで終わり、次に技術試験が始まりました。
周りは知らない人ばかり・・・
私は3人組で技をやりましたが、やり方が違ったり、やる気なさそうな人もいて、
やりづらくて、受かるかなあと心配でしたが、なんとか無事合格することができました。
練習中は、道場ではAちゃん、Yさん、M君、もちろん先生や、お母さんにも教えてもらい、
S君はじめ、同級の拳士が何度も相手をしてくれました。本当に感謝とうれしさで心がいっぱいです。
これからも、初段としてしっかり下の級の人に教えたりしながら、
みんなと一緒に週3日の修練を楽しくがんばっていきたいです。