【三段昇格考試を終えて】 A.O.(22才)
少林寺拳法をはじめて11年目になりました。
二段を受験したのが高校生の時。そこから学業に専念し修練にいけない期間もありましたが、
5年ほど経った今回、三段昇格考試に挑みました。
試験当日はとても緊張しました。
基礎科目で“半転身”と言われ、半転身をしたら・・・???みんなが自分と違う方向を向いている(半転換)
開き退って右前八相構をしたら、みんなは左前八相構をしている・・・??? もう頭の中はパニック (>0<)
あがり症で本番に弱い私は、小さなことで何度も平常心を失いかけました。
今後は拳禅一如の、特に“禅”の部分を鍛えることを心がけ、修練に取り組んでいきたいです。
一方で、前回の受験と比較し大きな変化がありました。それは、自分の意志で行動したことです。
いままでは、道院長に試験を受けるかと言われ、修練を重ねて時期がきたら受けていました。
今回は、道院長の許可後、自分で受験月日の目標を定め、それに向けて修練を重ねました。
そして当日は、会場まで一人で車を運転して行き、合格後の手続きや入金も自分自身で行いました。
4月から社会人となり環境が大きく変わった中でも、少林寺拳法を続けることができ、
さらには修練を重ねて考試に挑めたことをうれしく思います。
少林寺拳法を続けられることは、決して当たり前の事と思わずに、感謝の心を忘れず、
道院長はじめ、道院の仲間たちと一緒に楽しく、引き続き日々の修練に励んでいきたいです。