【二段昇格考試を受験して】 A.T.
     今回の試験は正直しんどかったです。
    当初は12月に受ける予定でしたが、11月に椎間板損傷をわずらってしまい受験を2月に延期。
    それが原因で結果的に仕事の一番忙しい時期と重なり、満足な修練時間が取れず過去一番難しい試験勉強となりました。
    しかし、そんな中でも仕事と少林寺拳法の両立を必死に実践し結果を出すことができました。
    慢心は禁物ですが、同僚や後工程の人達の仕事を滞りなく進めることができ、宿題では「秀」をいただき、
    試験当日も同グループ内では比較的よくできていたと、道院長を通じて考試員の先生からお褒めの言葉もいただけました。
    これも皆、先生や道院の仲間、パートナーのAちゃんのおかげです。投げ出すことなく全力で取り組めた事に感謝しています。

     本年初に、抱負として「一心不乱」とキーワードを決めました。
    その想いは、瞬間瞬間その事に集中するという意味です。あれもこれも同時に進めようとするものではなく、
    例えるなら富士山と穂高を同時に登頂しなければならないと悩んで歩みを止めてしまったり、一方のみ登頂して他方を
    あきらめることではなく、どうしたら双方バランスよく達成できるかを考えぬき、そして行動する。
    どんな山にも登頂するには条件があります。どちらの山にどの時期にどんな装備で登るのかという判断力が大切と感じました。

     今回の試験では、仕事、少林寺拳法、プライベートのすべてを高レベルで登頂しなければなりませんでしたが、
    よかれわるかれ課題を解決しながら結果をだせた事が貴重な経験であり、大きな自信にもつながったと思います。
    しかし完璧という訳には行きません。残念ながら自己研鑽の英語「TOEIC」対策ができずじまいでいます。
    今後はTOEICと少林寺拳法のバランスをとってゆく事になりそうです。これらの山の性格はよく似ています。
    どちらも一夜漬けでできるものではなく、日々の鍛錬を地味に粘り強く続けるしか登頂し得ないもの。。
    新たな試練の山は大きく険しい!…さあどうやって登ろうかな?




    【二段昇格考試を受験して】 A.O.
     2月21日に行われた昇格考試で、私は少拳士二段に合格することができました。
    しかし合格するまでの道のりは、私にとってとてもハードなものでした。
    ひとつは学校のテストとの両立です。考試の翌日から学年末テストがありました。
    これは一年間でいちばん重要なテストで12教科もあります。

     私は今まで、勉強と部活動と少林寺拳法の3つを並立するためには、
    「今、何をしなければならないのかを考え、その時その時にあった優先順位を決める」
    ことが必要だと思い、そのように行動して3つをがんばってきました。
    ところが今回2つの重要な時期がまったく重なってしまった事で、何を優先すべきかわからなくなってしまったのです。
    このままだと双方中途半端になってしまうと思い、まずはただひたすら一生懸命やることにしました。
    毎日学校から帰ったら塾の自習室に行き、修練のある月・水・木の練習後の時間に学科の勉強をし、
    夜0時に寝て、朝3時には起きて勉強しました。今まで、「こうすればできる」と思っていたことが
    通用しない状況下で自分なりに考え直して取り組みました。
    この先もきっと、大切なことが3つも4つも重なる状況が来て、ただ一生懸命やるだけでは達成できない事が出てくると思います。
    なので今後はどうすればその状況をクリアできるのか、また「新たな答え」を見つけ出したいと思っています。
     もうひとつは、練習の時から手や足が痛く、それをかばっているうちに腰まで痛めてしまいました。
    修練の時は相手に迷惑をかけてはいけないという思いや、パートナーのTさんの熱心な姿を見て頑張ることができたのですが、
    家に帰ると痛みが増す日々が続きました。そんな中でも頑張りぬくことができたのは、やはり道院のみんなのおかげだと思います。
    また、忙しい合間をぬって来てくださる高上のT先生にも感謝の気持ちでいっぱいです。
    母も私の身体を心配し考試前には学校の送り迎えをしてくれました。とにかく家でも道場でも頼りっぱなしでした。

     私は二段になって法衣を買いました。
    僧階申請の年齢制限17歳になるのは今秋ですが、法衣を着て演武することを今いちばん楽しみにしています。
     
    また、投技へのチャレンジも楽しみです。他にも行事に積極的に参加して、いろんな世代の人、遠くの人と友達になりたいです。
    これからも大好きな少林寺拳法を、大好きな先生と大好きな仲間と頑張って行きます。