【昇段試験を受けて】 あすけのサスケ
【二段昇格考試を受験して】 E.O.
【昇段試験の感想】 S.H.(中学3年)
【昇段試験の感想】 M.K.(高校1年)
【昇段試験の感想】 T.Y.(大学1年)
12月6日、二段の昇段試験。結果は合格しました。しかし、試験内容については以前から痛めていた膝も不調で少し不安な試験でした。
練習ではやれたことが試験当日は不完全でした。やれるつもりで昇段試験を受けたのですが、“つもり”ではよい結果や満足できる内容が
得られないことを痛感しました。
ただ、一つ言えるのは「現在の自分の姿と自覚」を忘れないこと、開祖が言われた「人、人、人すべては人の質にある」ということです。
また、自分を磨くための「行」に取り組むには決して自分ひとりの努力だけではやれず、皆の中で同志と共に自分を鍛えてこそ成り立つような気が
しています。今後は、目標に向かってチャレンジする姿“自分の可能性を「信じる力」”について微力ながら、後輩拳士達に少しでも伝えること
ができたらいいなと思っています。
12月6日に三好公園総合体育館で行われた昇格考試において少拳士二段に合格することができました。入門して5年間、元気で楽しく修行を
続けることができて、そして二段に合格できたことは大きな喜びであり、道院長、あすけのサスケさん、道院のみなさんにたいへん感謝しています。
考試に向けての修練では、技が上手くできず挫けそうな気持ちでした。思うように動かない体、ぎこちない動きに自分に対して苛立った気持ちでした。
「絶対に合格したい」という思いと、「こんな自分が受験してもいいのか」という不安の両方で複雑な気持ちでの受験でした。
技術科目の考試では、最初に考試員の先生から「失敗してしまった時、自分で間違いに気づいた時には自分から申し出てやり直してください。
やり直すことは大丈夫です。申し出がなければそのまま採点します」との説明がありました。私は何度か失敗してやり直しをさせていただきました。
やはり修練の時に失敗しがちだった技を失敗してしまい、大会や考試の前に道院長がいつも言われる「修練してきた以上のことはできない」という
ことを痛感しました。また、学科の勉強を通しては「人づくりの行であること」と、「金剛禅」について再認識することができました。
今後は、二段として自信が持てるようになることを目標にして、「行」の意義をしっかりと認識しながらこつこつとあきらめずに修行を続けてゆきたいと思っています。
今回の試験は僕にとって初めての昇段考試だったのでとても不安でした。また、昇級試験にはなかった学科のテストや、
今までよりも確実に難しい技を覚えるのはとてもたいへんでした。試験本番では少しミスをしてしまったけれど、
ほとんど完璧に技や受身を行うことができました。体がよく動いたのはしっかり練習して自分に自信があったからだと思います。
今回の試験では無事合格できましたが、初段で区切りをつけるのではなく後輩に技を教えてあげられるようにこれからも努力をしていきたいです。
そして、高校生になっても勉強との両立をしたいと思っています。
僕は12月6日に初段の昇段試験を受けました。昇段試験は今まで受けていた試験とは緊張感が全然違い、みんな真剣な表情でした。
実技試験の時は、まったく緊張せずに自分が今まで修練でやってきたことをすべて出しきる事ができ、何一つ悔いが残りませんでした。
最後までがんばった結果合格できましたが、やはり一回一回の修練を大切にすれば緊張する所でも力を発揮できるとわかりました。
これからも修練をがんばりたいと思います。
今回、昇段試験を受けて思ったことは、やはり基本が何よりも大切ということでした。
抽出科目では応用的な技よりも基本的な3級や2級の技が数多く出題されました。また、技術基礎科目の体構や体捌では、
意外とすぐに動きができず、周りを見て動いている人が多かったのに比べ、自分も含め一緒に受験したK君、H君は自信を持って
周りに流されることなく体構や体捌ができていたと思いました。考試員の先生も基礎・基本の部分をよく見られている印象でした。
これから先、二段三段と上がるにつれ難しい技が多くなってくると思いますが、どんな技も基本の上に成り立っているということを忘れず、
基礎。基本を大切にしながら修練をがんばっていきたいと思っています。